专利摘要:
通信ネットワークは、エアインタフェース(32)を通じて情報フレーム(F)を通信する、基地局(28)および無線端末(30)を備える。フレーム(F)は、短縮型シンボルを収容するように準備または処理される。フレームの準備または処理は、(1)フレームの少なくともいくつかのOFDMシンボルがフレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有し、かつ、(2)フレームの少なくとも1つの短縮OFDMシンボルがシンボル期間Tbase/Nを有する、ように行われる。ここで、Nは1を超える整数であり、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍の周波数であるサブキャリアのサブセットが選ばれたOFDMシンボルに対して使用される。一実施形態例では、短縮型シンボルは、フレームの少なくとも1つのバージョンの切替ギャップに相当するフレームの部分に挿入される。
公开号:JP2011510569A
申请号:JP2010543230
申请日:2009-01-15
公开日:2011-03-31
发明作者:ペル エルンストレム,;ヤソン チェン,;シアウ−ヘ ツァイ,
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:H04J11-00
专利说明:

[0001] 本発明は、電気通信に関し、特に、送信フレームなどにおいて未使用のリソースまたはスペースの有効利用に関する。]
背景技術

[0002] 典型的なセルラ無線システムでは、無線端末(移動端末、移動機および移動ユーザ装置(UE)としても知られる)が、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局経由で1つ以上のコアネットワークと通信する。無線端末(WT)は、移動電話機(「セルラ」電話機)および移動終端(mobile termination)を有するラップトップなどの移動機でもよく、従って、例えば無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを通信するポータブル型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型または車載型の移動デバイスでもよい。例えば無線基地局(RBS)などの基地局は、一部のネットワークにおいて「NodeB」または「Bノード」とも呼ばれる。基地局は、基地局の範囲内に位置している無線端末とエアインタフェース(例えば、無線周波数)を通じて通信する。]
[0003] UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、第3世代移動通信システムであり、GSM(Global System for Mobile Communications)から発展し、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)アクセス技術に基づく改良された移動通信サービスの提供を意図している。UTRANは、本質的に、ユーザ装置(UE)に広帯域符号分割多元接続を提供する無線アクセスネットワークである。UMTSネットワーク内の無線アクセスネットワークは、複数のセルに分割されている地理的エリアをカバーし、基地局から各セルにサービスを提供する。基地局は、無線ネットワーク制御装置(RNC)などのUMTSタイプのネットワーク内における他の要素に接続されてもよい。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPPまたは「3G」)は、例えばGSMベースおよび/または第2世代(「2G」)無線アクセスネットワーク技術などの先行技術のさらなる進展に着手している。]
[0004] ブロードバンド無線アクセス標準に関するIEEE802.16ワーキンググループは、広帯域無線メトロポリタンエリアネットワークの世界的配備に向けて正式の仕様を開発している。802.16ファミリの標準は、正式には無線MANと呼ばれるが、WiMAXフォーラムと称する産業グループからWiMAX(“Worldwide Interoperability for Microwave Access”から)と呼ばれている。WiMAX全般に関するさらなる情報に関しては、例えば非特許文献1および2を参照されたい。それら全部の内容全体を参照によって本明細書に引用したものとする。]
[0005] 非特許文献1(以前はIEEE802.16eとして知られていた)は、一連の規格の1つであり、例えばサービス品質に対するサポートの向上およびスケーラブルOFDMAの使用を含む多くの強化を実装することにより、移動性の向上に取り組んでいる。一般に、802.16標準は、本質的にエアインタフェースの2つの側面である物理層(PHY)と媒体アクセス制御層(MAC)を標準化している。]
[0006] 物理層に関して、IEEE802.16eは、データ伝送ために、チャネル帯域幅1.25MHz〜20MHzをサポートし、最大2048のサブキャリアを有するスケーラブルOFDMAを使用する。IEEE802.16eは、適応変調符号化をサポートして、良好な信号状態では高効率の64QAM符号化スキームを使用するのに対して、信号状態が悪い場合はよりロバストなBPSK符号化メカニズムを使用する。これらの中間の状態では、16QAMおよびQPSKも用いられてもよい。他の物理層の特徴には、NLOS(Non−Line−Of−Sight:非見通し通信)環境において良好な性能を提供するMIMO(Multiple−In Multiple−Out)アンテナのサポートと、誤り訂正性能を向上したハイブリッド自動再送要求(HARQ)のサポートとが含まれている。]
[0007] 媒体アクセス制御層(MAC)に関して、IEEE802.16eは、イーサネット、ATMおよびIPなどの有線技術をエアインタフェースでどのようにカプセル化するか、データをどのように分類するか等を説明した多くのコンバージェンス(集合型)サブレイヤを包含している。IEEE802.16eは、認証中に安全な鍵交換を使用し、かつデータ転送中に暗号化を使用することで、安全な通信をどのように達成するかも記載している。MAC層のさらなる特徴には、(スリープモードおよびアイドルモードを使用する)省電力メカニズムおよびハンドオーバメカニズムを含む。]
[0008] IEEE標準802.16e用のフレーム構造が、図1に示されている。IEEE標準802.16eに関しては、1つのモード例ではフレーム長が5msであり、時分割複信(TDD)を使用する。ダウンリンク(DL)に同期するために移動機でプリアンブルが使用され、プリアンブルに直ぐ続いて存在するDL−MAPメッセージおよびUL−MAPメッセージが、移動機にダウンリンクおよびアップリンクについての割り当て情報を与える。ダウンリンクおよびアップリンクの割り当て例が、図1に示されている。] 図1
[0009] 上述したように、WiMAXは、現在のところ直交周波数分割多元接続(OFDMA)を利用している。OFDMと同様に、OFDMAは、データストリームを同時に送信されるいくつか(チャネルの利用可能全帯域[例えば、5、10、20MHz]しだいで、例えば512、102またはそれ以上)の狭帯域サブキャリア上に分配して送信する。サブキャリアはサブキャリアのグループに分けられ、各グループはサブチャネルとも呼ばれる。サブチャネルを形成するサブキャリアは、隣接している必要はない。多くのビットが並列に伝送されるので、各サブキャリアの伝送速度は、結果として生じる全体のデータレートよりはるかに遅くてもよい。これは、様々な方向から来る信号の少しばかり異なる到着時間により引き起こされるマルチパスフェージングの効果をできるだけ少なくするために、実際の無線環境において重要である。]
[0010] IEEE標準802.16eなどの時分割複信(TDD)では、ダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)の送信は、同じ周波数帯を占有する。同じ周波数帯を使用する受信と送信との間の適切な切り替えを保証するために、図1に示されるように、TDDのDLおよびULは、それらの間に短くない切替ギャップ(遷移期間)を有して、通常適切な時期に交互に入れ替わる。図1に示される切替ギャップは、基地局(BS)の動作に関して名付けられている。それ故、基地局(BS)の送信から受信への切り替えを可能にする期間は送信/受信切替ギャップ(TTG)と呼ばれる。基地局(BS)が受信から送信に切り替わるための期間は受信/送信切替ギャップ(RTG)と呼ばれる。] 図1
[0011] 切替ギャップ(例えば、TTGおよびRTG)は、以下のように十分に大きい必要がある。]
[0012] 1.UL送信を開始する前に、受信部および送信部が、総合DLセル間干渉が衰えるのに妥当な時間を有し、逆の場合も同様である。]
[0013] 2.TDDの送受信部が、送信モードと受信モードとの切り替えに十分な時間を有する。]
[0014] 現在のIEEE802.16のTDDシステムでは、1つのTTGと1つのRTGだけが、1つのフレーム内に存在する。しかし、IEEE802.16仕様が進展するにつれて、スループットを高くするためにHARQ遅延を短縮し、かつ移動性を高くするためにCQI報告レートを増加する手段として、より短いDLサブフレームおよびULサブフレームを含める提案がある。そのようなものの一例は、IEEE標準802.16mであり、これは、データレートの高速化およびより遅延の短縮化を目指したIEEE標準802.16eの進展を意図している。]
[0015] IEEE標準802.16mのフレーム構造例が図2に示されている。特許文献1ではこのフレーム構造が検討されている。特許文献1の内容全体を参照によって本明細書に引用する。図2は、そのフレーム構造が2つのダウンリンクバースト[DLバースト1(「DL1」)およびDLバースト2(「DL2」)]と、2つのアップリンクバースト[ULバースト1(「UL1」)およびULバースト2(「UL2」)]とを有することを示す。フレーム内のバーストの順序は、DL1、UL1、DL2、それからUL2である。図2のフレームは、4つの切替ギャップを有し、それらは、DL1とUL1との間のTTG1、UL1とDL2との間のRTG1、DL2とUL2との間のTTG2、およびUL2と(次のフレームの)次のダウンリンクバーストとの間のRTG2である。] 図2
[0016] UL1は中継局でも使用されてもよいことにも注意すべきである。その場合、その中継局の支配下にある移動機(MS)は、UL1をやはりそのレガシー(従来型)のDLの一部として取り扱い、シンボルタイミングは、DL1と同じままであるべきである。この場合、TTG1の終端に特別の制約がある。中継局は、UL1中に送信しており、基地局の視点からは移動機として取り扱われるが、その支配下にあるMSからはDLの一部と見られる。UL1期間中のシグナリングおよびデータフォーマットは、例えばIEEE802.16jに仕様が定められている。]
[0017] WiMAXシステムで動作している無線端末の一部はより古い端末(例えば、「レガシー」端末)でもよく、WiMAXの改良版または後継版と互換性があるが、WiMAXで推奨されている高度な能力を利用できない。例えば、WiMAXの互換性を考えると、IEEE標準802.16mはIEEE標準802.16eに戻り、802.16e版の無線端末は802.16mネットワークで動作しうるが、(802.16m版または「高度」無線端末とは違って)802.16mネットワークの高度な能力を十分に利用できない。802.16mの出現で、802.16m版の無線端末は、レガシー無線端末より大幅に多くの能力を有することが期待されている。例えば、それらの端末は、より複雑なMIMO信号を受信できてもよく、異なる変調信号を受信できてもよく、またレガシー無線端末が信号を受信できない時間−周波数グリッドの部分でダウンリンク(DL)信号を受信できてもよい。それらはまた、時間−周波数グリッドの異なる部分で送信し、より効率的な送信信号を使用できてもよい。端末がこれらの高度機能を有することを基地局が知らない場合、基地局は、端末がレガシー能力だけを有すると想定して、リソースを端末に割り当てる必要がある。]
[0018] さて、切替ギャップの説明に戻ると、時分割複信(TDD)のフレームと周波数分割複信(FDD)のフレームの両方とも、切替ギャップがありうる。FDDのギャップは、2.5msの整数倍であるIEEE標準802.16eフレーム期間がOFDMシンボル期間(シンボル長)の起こりうる値で割り切れないことによってもたらされる。例えば、移動WiMAXプロファイルでは、OFDMシンボル期間は約102.86μsであり、これは、約62.72μsの未使用の残余期間を残すことを意味する。この理由は、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル長が帯域幅および選択されたサイクリックプレフィックス長で決定されるからである。]
[0019] TDDのフレームギャップ(間隔)に関して、OFDMシンボルが約102μsで、かつ、5MHzの帯域幅で1/8のサイクリックプレフィックスを用いて一例を説明する。送信切替ギャップ(TTG)が106μsおよび受信切替ギャップ(RTG)が60μsなので、約40μsが未使用のままであるが、無駄な無線リソースの割合は極めて少ない。表1は、802.16eシステム用の現在のWiMAXシステムプロファイルの送信切替ギャップ(TTG)の値および受信切替ギャップ(RTG)の値を示す。表1は、帯域幅(BW)、物理スロット(PS)およびサンプリング周波数(「fs」)を含む種々のパラメータを示す。]
[0020] ]
[0021] 米国特許出願第12/138,000号明細書、発明の名称「異なるフォーマットを収容する通信フレーム構造」、出願日:2008年6月12日]
先行技術

[0022] IEEE標準802.16e−2005
IEEE標準802.16−2004/訂正1−2005(IEEE標準802.16−2004の誤植および修正)、「ローカルおよびメトロポリタンエリアネットワークに関するIEEE標準パート16:固定および移動ブロードバンド無線アクセスシステム用のエアインタフェース、修正2:認可帯における固定と移動の合同運用のための物理層および媒体アクセス制御層」、2006年2月28日発行
IEEE標準802.16]
発明が解決しようとする課題

[0023] 既存の解決手段の問題は、送信間隔(ギャップ)を無視できないTDDの場合に主に現在化する。DL/ULサブフレーム切替点が例えば図2に示されるように挿入される場合、システム性能が低下するであろう。そのような低下は、より多くの時間リソースが切替ギャップのために無駄にされて、データ送信に使用されないことから生じるであろう。新しいより短いDL/ULサブフレームをレガシーのDLOFDMシンボルタイミングに時間合わせする必要がある場合、問題はさらに悪化する。] 図2
課題を解決するための手段

[0024] 本発明の実施形態における1つの態様によれば、本明細書で開示された技術は、基地局と、その基地局とエアインタフェースを通じて情報フレームを通信する無線端末とを備える通信ネットワークの動作方法に関する。本方法は、短縮型シンボルを収容するフレームを準備または処理する工程と、インタフェースを通じてフレームを送信する工程とを備える。フレームの準備または処理は、(1)フレームの少なくともいくつかのOFDMシンボルが、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有し、かつ、(2)フレームの少なくとも1つの短縮OFDMシンボルが、シンボル期間Tbase/Nを有する、ように行われる。ここで、Nは1を超える整数であり、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍の周波数であるサブキャリアのサブセットが選ばれたOFDMシンボルで利用される。一実施形態例では、本方法が、フレームの少なくとも1つのバージョンの切替ギャップに相当するフレームの部分に短縮型シンボルを挿入する工程をさらに備える。]
[0025] 別の態様によれば、本明細書に開示された技術は、送受信部および多種類のシンボル期間フレームハンドラを備える基地局に関する。送受信部は、無線端末とエアインタフェースを通じてフレームを通信するように構成される。フレームハンドラは、(1)フレームの少なくともいくつかのOFDMシンボルが、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有し、かつ、(2)フレームの少なくとも1つの短縮OFDMシンボルが、シンボル期間Tbase/Nを有するようにフレームを準備または処理するように構成される。ここで、Nは1を超える整数であり、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍の周波数であるサブキャリアのサブセットが、選択されたOFDMシンボルで利用される。一実施例では、フレームハンドラが、フレームの少なくとも1つのバージョンの切替ギャップに相当するフレームの部分に短縮型シンボルを挿入するようにさらに構成される。]
[0026] さらに別の態様によれば、本明細書に開示された技術は、無線端末に関する。無線端末は、送受信部および多種類シンボル期間フレームハンドラを備える。送受信部は、基地局からエアインタフェースを通じてフレームを受信するように構成される。フレームハンドラは、(1)フレームの少なくともいくつかのOFDMシンボルが、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有し、かつ、(2)フレームの少なくとも1つの短縮OFDMシンボルが、シンボル期間Tbase/Nを有するようにフレームを復調するように構成される。ここで、Nは1を超える整数であり、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍の周波数であるサブキャリアのサブセットが選ばれたOFDMシンボルで利用される。一実施形態例では、フレームハンドラが、フレームの少なくとも1つのバージョンの切替ギャップに相当するフレームの部分から短縮型シンボルを取得するようにさらに構成される。]
[0027] 従って、例えば部分直交周波数分割多重(OFDM)シンボルなど、デュレーション(期間)が短縮されたシンボルが、データパケットの送信に使用されてもよい。有利なことに一実施例では、短縮型シンボルの使用について、通常期間のシンボルで使用されるのと同じ高速フーリエ変換(FFT)演算が使用可能である。より短時間のサポートに関して特定のサブセットのサブキャリア間の直交性が利用される。部分OFDMシンボルの使用は、新しいTTG/RTGの挿入によって残された未使用スペースを満たすために使用されてもよい。]
[0028] 本発明の前述および他の目的、特徴および利点は、参照文字が種々の図面を通して同じ部分に言及する添付図面に示される好ましい実施形態についての以下のより具体的な説明から明らかになるであろう。図面は、必ずしも一定の割合で拡大縮小されておらず、代わりに本発明の原理を示すための強調が行われている。]
図面の簡単な説明

[0029] IEEE802.16によるTDDフレーム構造の線図である。
遅延改善のために特別のアップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの切り替えを有するフレーム構造の線図である。
期間の異なるシンボルを備えるフレームの実施および利用のために、適切な環境例として役立つ通信システム例の線図である。
図4Aは、期間の異なるシンボルを有するフレームの第1の構成例を示す図であり、図4Bは、期間の異なるシンボルを有するフレームの第2の構成例を示す図である。
有効なOFDMシンボル時間、基本周波数間隔および高調波の関係を示す線図である。
部分シンボル時間OFDM信号に関する基本周波数間隔の偶数倍を示す線図である。
部分シンボル時間OFDM信号に関する基本周波数間隔の3倍の整数倍を示す線図である。
一実施形態例による、OFDM送信部およびOFDM受信部を含む直交周波数分割多重(OFDM)システムの線図である。] 図4A 図4B
実施例

[0030] 以下の記述では、本発明の完全な理解を提供する手段として、限定でなく説明のために、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技法等のような具体的な詳細を述べる。しかし、本発明がこれらの具体的な詳細から逸脱した他の実施形態で実施されてもよいことは、当業者には明らかであろう。すなわち、当業者は、本明細書に明示的に記述も図示もされていないが、本発明の原理を具体化し、かつその精神および範囲内に含まれる種々の構成を工夫できるであろう。いくつかの事例では、周知のデバイス、回路および方法についての詳細記述は、不必要な詳細によってかえって本発明の記述が不明瞭にならないようにするために、省略されている。本発明の原理、態様および実施形態ならびにそれらの具体例を列挙する本明細書の全表現は、それらの構造上と機能上の両方の均等物を包含することを意図している。さらに、そのような均等物は、現在周知の均等物および将来開発される均等物、すなわち構造にかかわらず同じ機能を実行するあらゆる開発要素を含むことを意図している。]
[0031] 従って、例えば、本明細書のブロック図が本技術の原理を具体化する回路を示す概念図を表してもよいことが、当業者には理解されるであろう。同様に、フローチャート、状態遷移図、疑似コード等のいずれも、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体の中に実質的に表され、コンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているか否かにかかわらず、そのようなコンピュータまたはプロセッサで実行されてもよいことが理解されるであろう。]
[0032] 「プロセッサ」もしくは「コントローラ」と名付けられたか、またはそのように記述された機能ブロックを含む種々の要素の機能は、専用ハードウェアと、適切なソフトウェアと協力したソフトウェア実行能力のあるハードウェアとを用いて提供されてもよい。プロセッサで提供されるとき、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、または一部が共用もしくは分散されてもよい複数の個別のプロセッサによって提供されてもよい。さらに、用語「プロセッサ」または「コントローラ」の明示的使用は、ソフトウェア実行能力のあるハードウェアだけに言及していると解釈されるべきでなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェア格納用リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および不揮発性記憶装置を含んでもよいが、これらに限定されない。]
[0033] 本明細書に記載の技術は、図3に概略的に表されるシステムなどの通信システム10の非限定の状況例に都合よく示されている。図3に例示する通信システム10は、1つ以上の外部(例えば、コア)ネットワークに接続されていてもよい無線アクセスネットワーク20を示す。外部ネットワークは、例えば、公衆交換電話網(PSTN)および/またはサービス総合デジタル網(ISDN)などのコネクション型ネットワークおよび/または(例えば)インターネットなどのコネクションレス外部コアネットワークを備えてもよい。1つ以上の外部ネットワークは、例えば1つ以上のコアサービスネットワーク(CSN)コンポーネントと一緒に働くアクセスサービスネットワーク(ASN)ゲートウェイノードなどの、図示されていないサービングノードを有する。] 図3
[0034] 無線アクセスネットワーク(RAN)20は、1つ以上のアクセスサービスネットワーク(ASN)ノード26および1つ以上の無線基地局(RBS)28を有する。単純にするために、図3の無線アクセスネットワーク(RAN)20は、1つのASNノード26および1つの基地局ノード(BS)28だけを有するように示されている。通常各ASN26は、1つ以上の基地局(BS)28に接続されているが、ノード数は本技術にとって必ずしも密接な関係がない。基地局が当技術分野では時には、無線基地局、ノードB、eNodeB28またはBノード(これらのすべては本明細書では交換可能に使用される)とも呼ばれることを、当業者はやはり理解しているであろう。] 図3
[0035] 図3に示されるように、無線端末(30)は、無線またはエアインタフェース32を通じて1つ以上のセルまたは1つ以上の基地局(BS)28と通信する。異なる実施形態では、無線端末(WT)30が、例えば移動端末、移動機もしくはMS、ユーザ装置(UE)、ハンドセットまたは遠隔ユニットなどの異なる名前で知られてもよい。各移動端末(MT)は、移動電話機、移動ラップトップコンピュータ、ページャ、携帯情報端末もしくは他の類似の移動デバイス、SIP電話機、ならびにマイクロソフト社のネットミーティング、プッシュツートーククライアント等のようなリアルタイムアプリケーションを備えた固定コンピュータまたはラップトップコンピュータなどの無数のデバイスまたは機器のどれでもよい。] 図3
[0036] 図3に示されるように、一実施形態例では、基地局28は、基地局送受信部38および基地局フレームハンドラ40を備える。送受信部38は、基地局28との接続に参加中の無線端末とエアインタフェース32を通じた情報フレーム(図3にフレームFと示されている)の通信にかかわっている。送受信部38は、フレームのダウンリンク(DL)部分もしくはバーストを送信する送信部と、フレームのアップリンク(UL)部分もしくはバーストを受信する受信部との両方を有する。本明細書で使用する限り、「送受信部」は、1つ以上の送受信部を含んでもよく、(非限定の例としてOFDMAおよびSC−FDMAなどの)複数のサブキャリアまたはサブチャネルの形態のデータストリームなどの送信/受信に適切な、複数のアンテナを適当なときには含む無線送信および/または受信装置をさらに含む。] 図3
[0037] 基地局フレームハンドラ40は、基地局28と無線端末(WT)30との間で通信される(フレームFなどの)フレームの処理にかかわる。フレームFの構造および構成のより詳細な態様については、以降で検討する。本技術では、フレームはダウンリンク(DL)部分もしくはバーストとアップリンク(UL)部分もしくはバーストの両方を有するので、フレームハンドラ40は、(送受信部38による送信の前にダウンリンク(DL)バーストの準備を促進する)フレームフォーマッタ42と、(送受信部38が無線端末(WT)30から受信したアップリンク(UL)バーストの処理を促進する)基地局フレームデフォーマッタ44とを備える。一実施形態例では、フレームハンドラ40ならびにそのフレームフォーマッタ42およびデフォーマッタ44は、プロセッサおよびコントローラという用語を本明細書では拡大して説明しているので、1つ以上のプロセッサまたはコントローラで実現されてもよい。]
[0038] 単純にするために、図3は、基地局28の他の周知の機能および/またはユニットを示していないが、それらは、(非限定の例として)無線アクセスネットワーク(RAN)の他のノードへのインタフェース、基地局フレームフォーマッタ42が作成するダウンリンク(DL)バーストに含める準備としてデータを収集または集合するキュー、フレームフォーマッタ42が作成するダウンリンク(DL)バーストに含めるためにシグナリング情報を準備する生成部またはプロセッサ、アップリンク(UL)バーストから取得したデータを基地局デフォーマッタ44で処理後に格納するキュー、アップリンク(UL)バーストに含まれたデータおよび/またはシグナリングを利用する基地局28のユニット、あるいは基地局28の構成ユニットまたは機能を管理または調整するノードプロセッサまたは同種のものなどである。] 図3
[0039] 無線端末(WT)30は、無線端末フレームハンドラ50を備える。フレームハンドラ50は、無線端末フレームフォーマッタ52および無線端末フレームデフォーマッタ54を備える。無線端末フレームフォーマッタ52は、例えば、無線端末送受信部48による基地局28への送信の前に、フレームのアップリンク(UL)バーストを準備する働きをする。無線端末デフォーマッタ54は、例えば、基地局28からエアインタフェース32を通じて送受信部48が受信したダウンリンク(DL)バーストを処理する働きをする。図3は、無線端末(WT)30がエアインタフェース32を通じて基地局28とフレームFを通信/交換しているところを示す。] 図3
[0040] 基地局28に戻って、基地局フレームハンドラ40は、フレームの少なくとも1つのシンボルがフレームの優勢のシンボルと比べて短縮された期間を有するように、フレームを生成または処理できるように構成される(フレームの優勢のシンボルは公称期間(nominal duration)または標準期間を有する)。それ故、基地局フレームハンドラ40は、多種類シンボル期間フレームハンドラとしても知られている。公称期間または標準期間のシンボルは、例えば既存の非特許文献3に記載または規定または包含された期間を有するシンボルでもよい。]
[0041] 従って、公称期間または標準期間のシンボルは、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有してもよい。他方、短縮型シンボル(「部分シンボル」としても知られる)の一例は、シンボル期間Tbase/N(ここで、Nは1を超える整数)を有するシンボルである。]
[0042] 従って、基地局フレームハンドラ40、すなわち多種類シンボル期間フレームハンドラ40は、(1)フレームの少なくともいくつかのOFDMシンボルが、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有し、かつ、(2)フレームの少なくとも1つの短縮OFDMシンボルが、シンボル期間Tbase/Nを有するようにフレームFを準備または処理するように構成される。ここで、Nは1を超える整数であり、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍の周波数であるサブキャリアのサブセットが短縮OFDMシンボルに利用される。好ましくは、フレームの優勢な(例えば、半分を超える)OFDMシンボルは、フレームで使用されるサブキャリアの基本周波数間隔1/Tbaseに一致するシンボル期間Tbaseを有する。]
[0043] 図4Aは、期間の異なるシンボルを有するフレームのフォーマット例を示す。図4Aのフレームは、ダウンリンクバースト(DLB)およびアップリンクバースト(ULB)を有する点で、図1のIEEE標準802.16eフレームに似ている。ダウンリンクバースト(DLB)およびアップリンクバースト(ULB)のそれぞれに、複数のシンボルが含まれている。しかし、図4Aのフレームは、短縮型シンボル60−1Aおよび短縮型シンボル60−2Aなどの短縮型シンボルをホストまたは収容する2つのエリアを備える点で、図1のフレームとは異なる。短縮型シンボル60−1Aは、別の状況では図1のフレームの送信切替ギャップ(TTG)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。同様に、短縮型シンボル60−2Aは、別の状況では図1のフレームの受信切替ギャップ(RTG)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。] 図1 図4A
[0044] 図4Bは、期間の異なるシンボルを有するフレームの別の(例えば、代替)フォーマット例を示す。図4Bのフレームは、2つのダウンリンクバースト(DLB1およびDLB2)と2つのアップリンクバースト(ULB1およびULB2)とを有する点で、図2のフレームに似ている。2つのダウンリンクバーストのそれぞれ、および2つのアップリンクバーストのそれぞれに、複数のシンボルが含まれている。しかし、図4Bのフレームは、60−1Bから60−4Bまでの60−4Bも含む短縮型シンボルなどの短縮型シンボルをホストまたは収容する4つのエリアを備える点で、図2のフレームとは異なる。短縮型シンボル60−1Bは、別の状況では図2のフレームの送信/受信切替ギャップ(TTG1)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。短縮型シンボル60−3Bは、別の状況では図2のフレームの送信/受信切替ギャップ(TTG2)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。短縮型シンボル60−2Bは、別の状況では図2のフレームの受信/送信切替ギャップ(RTG1)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。短縮型シンボル60−4Bは、別の状況では図2のフレームの受信/送信切替ギャップ(RTG2)であったろうフレームの少なくとも一部に存在するかまたはそれを占有する。] 図2 図4B
[0045] 短縮型シンボル(「部分シンボル」または「部分OFDMシンボル」としても知られる)は、別の状況ではフレームの残りの部分の送信に使用されるのと同じ高速フーリエ変換(FFT)演算でデータパケットを送信するように使用されてもよい。さらに、本明細書に記載の技術によれば、より短時間のサポートに関して特定のサブセットのサブキャリア間の直交性が利用される。図4Aおよび図4Bに示される2つの例で説明されるように、部分OFDMシンボルの使用については、送信/受信切替ギャップ(TTG)および/または受信/送信切替ギャップ(RTG)の未使用スペース、ならびに特に、例えば図2の状況で発生する新しい送信/受信切替ギャップ(TTG)または受信/送信切替ギャップ(RTG)の挿入によって残された未使用スペースを満たすために使用されてもよい。] 図2 図4A 図4B
[0046] 切替ギャップに挿入されるとき、OFDM信号の期間は、均一に間隔の空いたサブキャリアのサブセットだけを含めることで短縮されてもよい。これは、図5〜図7に示されており、それらを参照して理解される。図5では、OFDMAシンボルのサブキャリアが、周波数1/Tbase=fbase、2fbase、…等、最大6fbseまで示されており、ここで、Tbaseは、有効OFDMシンボル期間であり、その逆数は基本周波数間隔と呼ばれる。] 図5 図6 図7
[0047] 図から分かるように、周波数2fbaseの期間はfbaseの期間の1/2であり、周波数3fbaseの期間はfbaseの期間の1/3である等である。従って、例えば2fbaseから始まる1つおきのサブキャリアの使用は、OFDMAシンボル期間を1/2に短縮するであろう一方で、直交性は1/2のOFDMシンボル期間の間のサポートに関してやはり維持される。これは図6に示されており、図6は、2fbaseの整数倍に基づく1/2のOFDMシンボル期間を示す。同じ原理に従って、第3のサブキャリア毎である3fbase、6fbase、9fbase等だけの使用は、直交性をやはり維持しながらOFDMシンボル期間を1/3に減らすであろう。これは図7に示されており、図7は、3fbaseの整数倍に基づく1/3のOFDMシンボル期間を有するOFDM信号を示す。] 図6 図7
[0048] 従って一般的な法則として、基本周波数間隔1/TbaseのN次高調波の整数倍である周波数を有するサブキャリアを使用することによって、シンボル期間は、有効OFDMシンボル期間の1/NすなわちTbase/Nに事実上短縮されうる。]
[0049] 図8は、例示の基地局28の一部分と例示の無線端末(WT)30の一部分の両方の非限定の実施をより詳細に示す。図8は特に、例えば、基地局フレームハンドラ40のフレームフォーマッタ42に関してより詳細に、および無線端末(WT)30の無線端末フレームデフォーマッタ54に関してより詳細に示す。フレームフォーマッタ42および無線端末フレームデフォーマッタ54は期間の異なるシンボルの使用を促進するので、それらは、それぞれ、多種類シンボル期間フレームフォーマッタ42および多種類シンボル期間フレームデフォーマッタ54としても知られている。] 図8
[0050] 図8のフレームフォーマッタ42は、コントローラ124の制御下で動作しているように示されている。実際のところ、コントローラ124は、フレームフォーマッタ42を構成する種々の例示的なユニットに接続されているように示されている。フレームフォーマッタ42は、ユーザデータソース126からユーザデータを受信するように図8にさらに示されている。必要に応じてかつ特定の実装しだいで、基地局フレームハンドラ40のフレームフォーマッタ42は、シリアル−パラレル変換ならびにチャネル符号化およびインターリーブ処理のようなオプションの機能を実行することで、ユーザデータソース126から取得したユーザデータを操作する前処理部128を備える。基地局フレームハンドラ40のフレームフォーマッタ42は、(必要に応じて符号化および/またはインターリービングされた)ユーザデータを制御信号、同期信号、フレーミング信号およびパイロット信号などの非ユーザデータ信号と合成する合成部130も備える。図8では、そのような制御信号、同期信号、フレーミング信号およびパイロット信号は、非ユーザデータ信号ソース132から加えられるかまたは受け取られるように示されている。合成部130は、マルチプレクサまたはマルチプレクサ機能でもよく、非ユーザデータ信号をユーザデータのストリームに制御しながら挿入することによってビットストリームを生成する。パイロット信号を含む非ユーザデータ信号の挿入の制御は、コントローラ124が成し遂げる。合成部130から出力されたビットストリームは、変調部138によって一連のサブキャリアに変調される。当業者なら理解するように、変調部138が実行する変調は、本質的にビットのグループを複素数で表される一連の座標点にマッピングすることである。逆高速フーリエ変換(IFFT)部140に印加する前に、変調部138から出力された複素数にパラレル−シリアル変換が実行されてもよい。逆高速フーリエ変換(IFFT)部140は、変調キャリアを一連の時間領域サンプルに変換する。] 図8
[0051] 逆高速フーリエ変換(IFFT)部140から出力された一連の時間領域サンプルは、オプションのポストプロセッサ142からさらに処理作用を受けてもよい。そのような後処理作用には、デジタル−アナログ増幅、ローパスフィルタリング、アップコンバージョン、巡回拡大、ウインドウイング、ピーク制御の1つ以上を含んでもよく、当業者はこれらのすべてを理解している。]
[0052] これにより得られたOFDM波形は、基地局送受信部38に印加される。送受信部38は、無線周波数(RF)回路および複数のチャネル送信要素を備える。チャネル送信要素は、例えばOFDM波形(I,Q出力またはデジタルIF信号)を無線インタフェース32を通じたチャネル150などのチャネルに加えるアンテナまたはアンテナシステムでもよい。]
[0053] 図8に示される無線端末30の非限定の実施形態例は、前述の無線端末送受信部48および無線端末フレームハンドラ50の無線端末フレームデフォーマッタ54を備える。無線端末送受信部48は、アンテナまたはアンテナシステムでもよいチャネル受信要素、ならびにローパスフィルタリング要素、およびアナログ−デジタル変換要素を備える。無線端末送受信部48のチャネル受信要素によって受信されたOFDM波形(I,Q出力またはデジタルIF信号)は、コントローラ160の制御下で動作する無線端末フレームデフォーマッタ54に加えられる。特に、OFDM波形はオプションの前処理部162に加えられる。前処理部162は、送信部と受信部の局部発信器の差によって引き起こされるキャリアオフセットを取り除き、適切な一連のサンプルを選択して、高速フーリエ変換(FFT)部164に印加する。高速フーリエ変換(FFT)部164は、時間領域波形を周波数領域に変換し、その後オプションでシリアル−パラレル変換が行われてもよい。タイミングが正しい場合は、個別のサブキャリアが復調部166で復調される。復調部166の出力は、分離部170に加えられる。分離部170は、非ユーザデータ信号とユーザデータ信号を区別し、デマルチプレクサなどの形態を取ってもよい。どのような形態を取ろうと、分離部170はコントローラ160によって支配される。コントローラ160は、例えばパイロット信号などの非ユーザデータ信号を検出し、その決定に従って分離部170の信号のゲーティングまたはルーティングを制御するように構成される。] 図8
[0054] 分離部170でゲーティングされて出てきたユーザデータ信号は、オプションの後処理部174に加えられてもよい。後処理部174は、必要に応じてチャネル復号化、デインターリービング、およびパラレル−シリアル変換のような作用を行ってもよい。このようにして取得された、例えば音声、テキストまたは他の種類のアプリケーションでもよいユーザデータは、ユーザデータシンク176に加えられる。前に示したように、復調データストリームの中の非ユーザデータ信号は、コントローラ160が検出し使用してもよい。非ユーザデータ信号の中には、パイロット信号がある。]
[0055] いくつかの実施では、ハードウェアの交換または新しいハードウェアの組み込みをする必要なしに、期間の異なるシンボルをIEEE802.16e−2005準拠のユニットまたはIEEE標準802.16m準拠のユニットなどの標準ユニットに提供することが可能である。すなわち、この種類の部分シンボル期間OFDM信号を送信するためにも検出するためにも、新しいハードウェアを必要としない。データ変調に利用可能なサブキャリア数が減少するが、それが本質的に唯一の不利益である。OFDMシンボルの1/Nの小部分の使用の場合、サブキャリアの1/Nだけをデータ変調に使用しうる。]
[0056] 同じハードウェアの使用の一例として、送信部側、例えば基地局28において、同じIFFT140が通常期間のシンボルと短縮型シンボルの両方に使用されてもよい。短縮型シンボルに関しては、N次高調波の整数倍のセット以外のサブキャリアはゼロに設定され、通常のOFDMシンボルと同じサイズのFFT(NFFT)が印加される。それに合わせて、図8は、コントローラ124が、短縮型シンボルに関して「以外のサブキャリアをゼロに設定」または「ゼロに以外のサブキャリアを設定」するように、IFFT140に指示しているところを示す。さらに、NFFTサンプルの最初の1/NだけがRF送信用にデジタルからアナログ波形に変換されるので、D/A変換の前に残りの(N−1)/Nのサンプルはゼロに設定される。] 図8
[0057] 同じハードウェアの使用に関して、受信側、例えば無線端末30において、通常期間(例えば、Tbase期間)のOFDMAシンボルの復調に使用されるのと同じFFTモジュール164が、短縮型シンボルの復調に使用されてもよい。これは、FFT後にN次高調波の整数倍のセットだけの検出を実行するために、短縮されたTbase/NのOFDM信号期間の外側にゼロを詰めることで行われてもよい。このために、図8は、コントローラ160が短縮型シンボルの復調のために「ゼロ詰め」動作を指示しているところを示す。] 図8
[0058] 提案の周波数−時間スペースの部分使用は、送信切替ギャップ(TTG)および受信切替ギャップ(RTG)などの間隔だけでなく、任意の非整数シンボル時間切替ギャップまたはFDDフレーム間間隔にも適用しうる。非整数シンボル時間切替ギャップは、シンボルタイミングがOFDMシンボルの整数倍でない場合に、シンボルタイミングをOFDMシンボルの整数倍になるように押し広げるために特別の間隔が必要とされるので発生する間隔である。FDDフレーム間間隔は、前に説明したように、フレーム期間をOFDMシンボル期間の起こりうる値で割り切れないときに発生する。]
[0059] 本明細書に開示の技術の利点は、少なくともいくつかの実施形態では、送信部において同じFFT回路が使用されてもよいのに対して、受信部は、部分シンボル時間ウインドウに同じデータ復調部および検出部を使ってもよい。部分シンボル期間OFDM信号は、ピークレートが減少し、かつ信号エネルギーを蓄積するための時間間隔が減少しているであろう。]
[0060] 部分シンボル期間を有する均一に間隔の空いたトーンのセットは、図2の状況において新しい切替ギャップのためにOFDMシンボルの整数倍の期間を無駄にする問題を解決しうる。その無駄になる理由は、新しい遷移期間が送信/受信切替ギャップ(TTG)および受信/送信切替ギャップ(RTG)には長過ぎることがあるからである。言い換えると、UL1期間のOFDMシンボルタイミングをDL1およびDL2に位置合わせし続けることを望む場合、OFDMシンボル期間の0.3または1.1倍などの非整数倍の切替ギャップで十分であるときでさえ、TTG1間隔はOFDMシンボルの整数倍でなければならない。] 図2
[0061] 表1に示されるように、5MHzのIEEE802.16システムにおいては、OFDMAシンボル期間は102μsであるのに対して、TTGおよびRTGはそれぞれ105μsおよび60μsである。新しいダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)はレガシーDLサブフレームの内側にあるので、TTG、RTGおよび新しいDL/ULシンボル期間の合計は、OFDMシンボルの整数倍に等しくなければならない。新しいTTG/RTGの合計に必要な長さが、OFDMシンボルの整数倍に等しくない場合、新しいTTG/RTGの合計長をその必要な値より大きいOFDMシンボル期間の最小整数倍に丸めるようにして、割り増しの送信リソース(例えば、OFDMシンボル)が失われることになる。]
[0062] さらに、図2に表されるように、アップリンクバーストULB1の一部が中継局で使用され、その配下の無線端末がULB1をダウンリンクとして扱う場合、ULB1シンボルタイミングをレガシーDLシンボルタイミングに位置合わせするという別の制約が適用されるであろう。そのシナリオでは、部分OFDMシンボルの使用なしでは、TTG1は、1つのOFDMシンボル分未満であることが許容される場合でさえ、少なくとも1つのシンボル分を取るであろう。5MHz用の105μsのTTGが選ばれる場合、TTGが102μsのOFDMシンボルより3μs長いというだけの理由で、2つのOFDMシンボル分が失われることになる。部分OFDMシンボルを使用すると、OFDMシンボルの1/2のTTGで十分である場合、残りの1/2のOFDMシンボルはやはりデータ送信に使用されてもよい。部分OFDMシンボルを使用すると、新しいTTG1はDLB1終了後の部分OFDMシンボルの開始点まで押し広げられてもよい一方で、その部分OFDMシンボルは、ピークレートが減少した状態でデータ送信にやはり使用されてもよい。] 図2
[0063] 本明細書に開示の技術の利点には、以下のものを含む。
1.利用可能な時間リソースに対するTTG/RTGの影響の減少。
2.新しいTTG/RTGを挿入するとき、新しいUL/DLシンボルタイミングをレガシーシンボルタイミングに合わせる能力。
3.フルOFDMシンボル使用のためのレガシーFFT構造の再使用。]
[0064] これまでの記述は多くの具体的事項を有するが、これらは、本発明の範囲を限定すると解釈されるべきでなく、本発明の現在好ましい実施形態のいくつかの例証を単に提供していると解釈されるべきである。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその法的均等物によって決定されるべきである。それ故、本発明の範囲が当業者に明らかになるかもしれない他の実施形態を完全に包含し、それに応じて本発明の範囲が添付の特許請求の範囲以外の何ものによっても限定されないことが理解されるであろう。添付の特許請求の範囲では、単数形での要素の言及は、明示的にそのように述べられない限り「唯一」を意味しないで、正しくは「1つ以上」を意味することを意図している。上述の好ましい実施形態の要素の当業者に周知の構造上、化学上および機能上の均等物のすべては、参照によって本明細書に明示的に引用したものとし、本特許請求の範囲に包含することを意図している。さらに、本発明が解決を探求するあらゆる問題に、1つのデバイスまたは方法が取り組む必要はなく、それに関しては本特許請求の範囲に包含されている。さらに、要素、コンポーネントまたは方法ステップが特許請求の範囲に明示的に挙げられているかどうかにかかわらず、本開示の要素もコンポーネントも方法ステップも大衆に捧げる意図はない。本明細書の特許請求項の要素は、要素が句「のための手段」(“means for”)を用いて明示的に挙げられていない限り、米国特許法第112条第6段落の条項のもとで解釈されないものである。]
[0065] <関連出願の説明>
本願は、2008年1月16日付けで米国特許庁に出願された「TDDの切替ギャップ中における部分OFDMシンボルの使用」と称する米国仮特許出願第61/021,499号の優先権を主張するものであって、その出願の内容全体を参照によってここに援用する。本願は、以下のものの1つ以上に関する(それら全部の内容全体を参照によってここに援用する):「異なるフォーマットを収容する通信フレーム構造」と称する米国特許出願第12/138,000号、「WiMAXにおけるSC−FDMAアップリンクの後方互換性のある実施」と称する米国特許出願第12/259,068号、「高度無線端末の識別分類手順」と称する米国特許出願第12/333,147号。]
权利要求:

請求項1
基地局と、エアインタフェースを介して情報を搭載したフレームを該基地局と通信する無線端末とを含む通信ネットワークを運用する方法であって、(1)前記フレームを搬送するために使用される複数のサブキャリアの周波数間隔1/Tbaseに対応したシンボル期間Tbaseをそれぞれ有し、前記フレームを構成する複数のOFDMシンボルのうち少なくとも1つのOFDMシンボルと、(2)前記フレームを構成するOFDMシンボルであって、シンボル期間をTbase/Nへ短縮された少なくとも1つの期間短縮型OFDMシンボルとを準備または生成するステップを有することを特徴とし、前記Nは1を超える整数であり、前記複数のOFDMシンボルから選択されたOFDMシンボルを搬送するために前記複数のサブキャリアのうちの一部のサブキャリアが使用され、前記一部のサブキャリアの各周波数は、1/TbaseのN次の高調波の整数倍した周波数であることを特徴とする方法。
請求項2
少なくとも1つのフレームにおける切替ギャップに対応した位置に前記期間短縮型OFDMシンボルを挿入するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記フレーム内において前記切替ギャップに対応した位置に整数個の前記期間短縮型OFDMシンボルを挿入するステップをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
請求項4
前記フレームは、時分割複信(TDD)型フレームまたは周波数分割複信(FDD)型フレームであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項5
基地局であって、エアインタフェースを介して無線端末とフレームを通信する通信部と、フレーム処理部とを備え、前記フレーム処理部は、(1)前記フレームを搬送するために使用される複数のサブキャリアの周波数間隔1/Tbaseに対応したシンボル期間Tbaseをそれぞれ有し、前記フレームを構成する複数のOFDMシンボルのうち少なくとも1つのOFDMシンボルと、(2)前記フレームを構成するOFDMシンボルであって、シンボル期間をTbase/Nへ短縮された少なくとも1つの期間短縮型OFDMシンボルとを準備または生成することを特徴とし、前記Nは1を超える整数であり、前記複数のOFDMシンボルから選択されたOFDMシンボルを搬送するために前記複数のサブキャリアのうちの一部のサブキャリアが使用され、前記一部のサブキャリアの各周波数は、1/TbaseのN次の高調波の整数倍した周波数であることを特徴とする基地局。
請求項6
前記フレーム処理部は、少なくとも1つのフレームにおける切替ギャップに対応した位置に前記期間短縮型OFDMシンボルを挿入することを特徴とする請求項5に記載の基地局。
請求項7
前記フレーム処理部は、前記フレーム内において前記切替ギャップに対応した位置に整数個の前記期間短縮型OFDMシンボルを挿入することを特徴とする請求項6に記載の基地局。
請求項8
前記フレーム処理部は、前記期間短縮型OFDMシンボルと、シンボル期間がTbaseである前記OFDMシンボルとの両方について、変調された複数のサブキャリアを時間領域のサンプル列へ変換する高速フーリエ逆変換(IFFT)部または離散フーリエ逆変換(IDFT)部を備えることを特徴とする請求項5に記載の基地局。
請求項9
前記フレームは、時分割複信(TDD)型フレームまたは周波数分割複信(FDD)型フレームであることを特徴とする請求項5に記載の基地局。
請求項10
無線端末であって、エアインタフェースを介して基地局からフレームを受信する通信部と、フレーム処理部とを備え、前記フレーム処理部は、前記フレームを復調して、(1)前記フレームを搬送するために使用される複数のサブキャリアの周波数間隔1/Tbaseに対応したシンボル期間Tbaseをそれぞれ有し、前記フレームを構成する複数のOFDMシンボルのうち少なくとも1つのOFDMシンボルと、(2)前記フレームを構成するOFDMシンボルであって、シンボル期間をTbase/Nへ短縮された少なくとも1つの期間短縮型OFDMシンボルとを抽出することを特徴とし、前記Nは1を超える整数であり、前記複数のOFDMシンボルから選択されたOFDMシンボルを搬送するために前記複数のサブキャリアのうちの一部のサブキャリアが使用され、前記一部のサブキャリアの各周波数は、1/TbaseのN次の高調波の整数倍した周波数であることを特徴とする無線端末。
請求項11
前記フレーム処理部は、少なくとも1つのフレームにおける切替ギャップに対応した位置から前記期間短縮型OFDMシンボルを抽出することを特徴とする請求項10に記載の無線端末。
請求項12
前記フレーム内において前記切替ギャップに対応した位置から整数個の前記期間短縮型OFDMシンボルを抽出することを特徴とする請求項11に記載の無線端末。
請求項13
前記フレームは、時分割複信(TDD)型フレームまたは周波数分割複信(FDD)型フレームであることを特徴とする請求項10に記載の無線端末。
請求項14
前記フレーム処理部は、前記期間短縮型OFDMシンボルと、シンボル期間がTbaseである前記OFDMシンボルとの両方について、時間領域の波形を周波数領域へ変換する高速フーリエ変換(FFT)部または離散フーリエ変換部を備えることを特徴とする請求項10に記載の無線端末。
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